英文法と「英単語暗記」(英語の読み書き)の切っても切れない関係(2)

小学生が英文法を習得するために、英単語暗記はとても重要です。

前回のブログでは英検のようなスキルとして役に立つ検定試験では、問題文を読んだり正答を選んだりするために英文が読めなければいけない、そのためにはまず「英単語」暗記が必要だというお話を書きました。

文法を学ぶ上にも英単語は必要です。

英語は「順番」がとても重要な言葉です。単語を置く順番によって、その意味が違ってきます。

I like English.  例えば、この文では、 主語の 「 I (わたし) 」 が一番目にありますね。

子供が学ぶような複雑ではない文章の場合、主語が2番目に来たら、疑問文になることが多いです。

Do you like English?      主語のyouが2番目に来ています。

このような単語の順番に注目して、文法を説明するときに、文字を使って教えることができるのと、できないのでは文法学習のスピードに大きな差が生まれてきます。

もちろん英単語は、ただ、つづり字が書けて大雑把に読めて、その意味が認識できるだけでは不十分です。

正しく「発音」ができる必要があります。

なぜなら、繰り返して声に出して、正しい発音を使って英語を「読む」ことができれば、脳内の言語中枢が刺激され、言語として英語を使おうとする能力が開発されるからです。

英文の「音読」は英語スキルを開発するのに極めて効果的な方法です。

新しく学んだ英文法の入った簡単な文章を毎日音読すれば、限られた授業時間でネイティブ英語講師と交流するよりも、はるかに効果的で目に見える成果を生む英語学習を自宅で行うことができます。

そのためにも、英単語学習を完成させ、文法学習に進むことをおすすめします。