英文法と「英単語暗記」(英語の読み書き)の切っても切れない関係(1)

子供は語学の天才。ちょっとでも触れ合えば、自然に覚えてしまいます。

でも、「英単語暗記」(英語の読み書き)となると・・

子供には言葉を暗記する能力が備わっています。

だから語学の天才です。日本語を見てください。毎日のように新しい言葉や言い回しを覚えていきます。学校での授業、友だちとの会話、テレビやアニメに出てきた言葉をどんどん自分の言葉として吸収していきます。

英語も同じです。小学校の英語の授業や、ゲームなどで触れ合った英単語は、自然に耳から暗記してしまいます。小学校の英語授業に出てきた英単語などは家まで覚えて帰ってきます。また、英会話スクールでネイティブの先生と遊びながら触れ合った英単語、あるいは自宅にある英語のおもちゃに登場する英単語もあっという間に暗記してしまいます。英語の歌もびっくりするくらい上手に暗記し歌えたりもします。

でも、せっかくのこの英語力、英語暗記力は、英語検定や私立中学校の英語入試には役に立ちません。なぜ役に立たないかというと英単語(英語の「読み書き」)のスキルが伴っていないからです。

英語検定では、どんなにリスニングができても解答欄の英語が読めないとマークシートの解答欄にチェックが入れられません。私立中学校の英語入試では「読み書き」ができないと門前払い状態となります。英語というのは英単語(英語の「読み書き」)ができて初めてスキルとなるのです。

(次回に続く)