英語が苦手な人に共通する特徴について

英語が苦手な人に共通する特徴について

■英語が苦手な人には共通した特徴があった!?

同じ授業を受け、同じ偏差値の学校に通っていても英語が得意な人と苦手な人に分かれます。

学歴が高い人でもしゃべれない人がいる一方で、学歴や年齢を問わずペラペラという方も少なくありません。

この違いはどこから生じるのでしょうか?

パターン1:暗記するだけで使いこなせない

英語が苦手な人に共通するのが、単語やフレーズ、文法や例文などをとにかく叩(たた)き込もうと頑張(がんば)るものの、実際に使いこなせないパターンです。

暗記をしようとするばかりで、実際には使いこなせないというのが特徴で、インプットはするもののアウトプットが下手なタイプです。

頭の中に単体の単語やこま切れのフレーズや文法は入っていても、それが繋(つながらない、文章にならない、シーンによっては使えなくなってしまうため、いざ外国人などと対峙(たいじ)した時に役に立ちません。

パターン2:きちんと話せるようになったら使おうと思っている

使いこなせない理由の1つとして、使いこなせない以前に「使おうとしない」点も問題があります。

英語が苦手な人には意外に完璧主義や生真面目な人が多く、完全に文法や例文、会話のフレーズなどをマスターしてから使おうなどと思っています。

そのため、実践練習(じっせんれんしゅう)の機会がなかなか訪れず、中途半端な英語で英会話デビューしたくないというプライドが、かえって邪魔をして英語が苦手な人へと追い込んでしまっています。

これに対して英会話が得意な人は、単語を1つ2つ覚えた段階でも積極的に使ってみて、外国人に自ら話しかけていく度量(どりょう)や柔軟さがあります。

上手に話せなければ海外に住んでしまえばてっとり早いとか、話せなくても外国人の中に入れば話さざるを得なくなると言われますが、この環境を自ら阻(はば)んでいるのが英語の苦手な人の特徴です。

共通パターン:リスニングが苦手

これまでに述べてきたようにインプットばかりに目がいって、アウトプットの苦手な人こそ英語が得意になれない人の特徴ですが、あわせてリスニングが苦手であるのも特徴です。

相手の言っていることが聞き取れないので自信が持てず、会話にも繋(つな)がりません。

英語の苦手克服のためには積極的なアウトプットとリスニングの訓練が必要でしょう。

■お子様を、英語が苦手な大人にしないためにするべきこと

初めて英語を学ぶお子様にとっても、アウトプットとリスニングに重きを置いた学習が重要です。だから初めて英語を学ぶお子様も多い小学校英語の授業では、当然、アウトプット(英語を話すこと)とリスニングに重きを置いています。聞かせて、話させる、ということをメインに据え、ゲームを使ったり、歌と身体運動を組み合わせたプログラムを作ったりと、いろいろ工夫しながら授業を構成していきます。子供達もそういう授業は大好きで、英語が好き、と思うようになります。

実はこのアプローチ、気をつけないと大きな落とし穴があります。

子供達が英語嫌い、英語苦手人間になっていくのはこの段階ではないからです。こんな風に英語を一種の「遊びごと」のように提示している間は、子供達は英語のアウトプットに積極的に取り組む英語大好き人間なのですが、あることが始まると、子供達はまっしぐらにインプット人間になってしまうのです。

お子様を英語が苦手な大人にしないためには、この「あること」を知っておく必要があります

■文字学習、英単語学習がお子様をインプット人間にしてしまう

「あること」とは、2020年の次期学習指導要領でも実施が決められている小学5年生から始まる英語の読み書きの学習、すなわち文字と英単語学習です。

楽しいアウトプット型の英語学習に「文字」が入ってきた途端、1つでもたくさん覚えたい、1つでもつづり字間違えをしないで暗記したい、学校のテストでミスのない答案を書きたい、と、ここに完璧主義が芽生えてきます。

その完璧主義は案外、お子様のお父様、お母様からやってくるものかもしれませんが・・。

その結果、あれほど生き生きと受けていたアウトプット型の英語学習が、音のない、おもしろくない、単調な問題集学習へと変わってしまいます。そして暗記するだけで使いこなせない、あるいは、きちんと話せるようになったら使おうと考えるいつまでたっても英語の使えない、英語苦手人間へとなり変わっていくのです。

■リスニング教材、アウトプット型学習教材の両方の性質を兼ね備えたミラクル・メソッド英単語暗記大作戦

クイズ形式で音声を聞き取りながら、自分でもあとについて発音しながら、文字や英単語を学べる英語学習教材、それが【ミラクル・メソッド英単語暗記大作戦】です。

【ミラクル・メソッド英単語暗記大作戦】で学べば、リスニング学習を同時並行で行なっていることになります。また、自分の声で音声教材の後について発音すれば、アウトプット型の学習にもなります。

アルファベット文字を習うところから、自分の耳と口を使って学ぶことができるこの教材こそ、お子様が英語嫌い、英語苦手人間になっていくのを予防しながら、英語大好き人間へと育てていくことができるのです。