英単語学習とスピーキング学習の切っても切れない関係

英単語学習とスピーキング学習の切っても切れない関係

世の中、英語はスピーキング(話すこと)が大事と、スピーキング一辺倒になってきましたね。高校入試、大学入試にもスピーキングを取り入れる学校も増えてきました。確かに、英語は話すことが大切です。ネイティブの発音を真似て口を動かし話すことで、ただ話せるようになるだけでなく、自分の耳も鍛えられリスニング力もアップするなど良いことがたくさんあります。ミラクルメソッド教材が生まれた最大の理由は、「音のない」英語学習に「音を取り戻す」ことにありました。そういう意味で、スピーキング(話すこと)重視の風潮には嬉しい限りです。

文字(英単語)学習はスピーキング力アップになぜ貢献するの?

スピーキングと文字、一見関係なさそうに見えますよね?

でも、よく考えて下さい。なぜ文字ができたのかをご存知ですか?

それは、「音声」はすぐに消えてなくなるので音声を記録するために文字が発達したのです。脳内では、文字を見たのち文字や単語を構成する音に結びつけて分析する「音韻的処理」が行われます。つまり脳では、再び文字を音声に戻して理解しているのです。

だから「文字(英単語)」は本来音声が記録されたものです。スピーキングの学習時に、スピーキングの学習の一環として、「文字(英単語)」とその「文字(英単語)」の持つ発音を正確に学ぶことで、すぐに消えてなくなる「音声」に頼って学習するよりはるかにしっかりとスピーキングが身につきます。

このように、ただ話す訓練だけをするよりも、文字を取り入れてスピーキングの学習を行う方がはるかに効果的なのです。

小学4年生に英語文字を教えたら、びっくりするような変化が!

2〜3カ月前の話ですが、よくモーニングを食べに行く喫茶店のお嬢さんが小学4年生で英語にも興味がある、とお聞きしました。

小学4年生なので、小学校の英語の時間に文字の読み書きは教えられていませんし、学ぶ必要もありません。授業は「英会話」をメインとして進んでいきます。

そういう小学4年生が、英語の文字を覚えたら(英語の読み書きを覚えたら)何が起こるか試してみることにしました。

まずは、ミラクルメソッド オリジナルの「アルファベット・フォニックスの歌」を覚えてもらいました。この歌は小学2年以上用のお子様に製作した小冊子「ミラクル・ペンマンシップとはじめての英単語」の表紙になっている歌です。数回歌ってもらったらすぐに上手に歌えるようになりました。もちろん歌は暗記しています。

表紙の単語をA, a, a, apple(エイ, ア, ア, アップル) と歌っていきます。

次に「ミラクル・ペンマンシップとはじめての英単語」及びそのポスターを使ってアルファベットの小文字を小学生が「ひらがな」を学ぶのと同じように「文字と読み方(発音)」をセットにして教えました。

声を出して発音しながら、ワークブックに小文字を書いて覚えていくのです。

このワークブックを終える頃には「初めての英単語」に出ているような英単語を正しい発音で読み書きできるようになりました。

するとそのお子様が小学校で受ける英語授業の習得に変化が見られました。まず、発音の仕組みが文字を通して理解が進んだようで、微妙な違いを意識して発音するようになりました。また、英単語やフレーズの暗記が、文字を取得しなかった頃に比べて格段に進むようになりました。英単語の最初の頭文字が絵に書いてあれば、その文字をヒントに英単語を推測したり、初めての英単語であれば頭文字とセットでその単語を暗記できるようになったのです。

高度な英文を、文字を頼りに、スラスラ暗唱?

その女の子は今年の4月から小学5年生になりました。月に1回くらいしかその子とお会いすることはないのですが、前回会った時には、小学校で習ったという英文を、自分のことに作り変えてスラスラと口にしました。

I want to go to Hokkaido.(北海道に行きたい。)

I want to eat an apple. (リンゴが食べたい。)

I want to be a nurse. (看護師になりたい。)

などなど。

中学2年生で習うwant to の構文を見事に使いこなしていました。

小学校で使っている教科書には、例文と、例文に組み合わせて使う動詞や名詞が「英語」で書かれています。もちろん、それらの英文は新小学5年生が「読むため」という前提で書かれているわけではありません。あくまで、学習の道しるべとして載っています。

しかし、この女の子のように一部でも英単語が読めれば、あるいは英単語の「頭文字」だけでも読み方が分かれば、一瞬で消え去る「音声(発音)」を頼りに英文を暗記するよりはるかに覚えやすくなります。

さらに、耳から暗記できるのは授業が行われている学校の教室内だけになりますが、文字が少しでも読めれば家に帰ってから音読をして復習もできます。

文字さえ読めれば小学校で習う英語を英検につなぐことができる!

小学校で習っている英文は、文法的に結構高度です。英単語も目標が600語とも700語言われています。これだけの数の英単語と、様々な英文を小学校で習うのですが、ある程度読み書きを身につければ、英検5級程度であれば狙えるのではないかと思います。過去形も習いますので英検4級も合格圏内にあります。

もちろん小学校では「難しいから」と教えない文法事項(三単現など)もあります。でもそれらの文法事項はお母様と少し勉強すれば苦労せず習得できます。小学生のうちに英検5級、4級の合格を手にできれば、お子様の英語学習に対する姿勢が大きく変わってきます。やりがいや面白さを発見し、中学レベルの検定試験に合格できたことへの誇りを内に秘めながら、英語学習の性質というべき「長く」「地道な」努力を嫌がらずに取り組んでくれるようになるからです。

喫茶店の女の子(小学5年生)も英検5級を受けるための勉強を始めました。

文字学習とスピーキング学習は切っても切れない関係がある

今回、たまたま喫茶店で出会った小学4年生のお子様に、ミラクルメソッド 教材を使ってサラッと文字を教えてみて感じたことは、少しでも早く英単語の読み書きの学習を始めた方が、お子様にとって「得」になるということです。

付録でついてくる「ミラクル・ペンマンシップとはじめての英単語」及びそのポスターを使えば小学2年生以上のお子様から文字学習、英単語学習を始めることができます。

そして小学4年生がその教材を使えば、1カ月で簡単な英単語の読み書きができるようになりました。そのことが、小学校英語のスピーキング主体の授業を充実させ、さらに英検合格へとチャレンジさせるところまで、お子様の英語学習を大きく変えることになったのです。

文字学習とスピーキング学習はこんな風に強く関連しているのです。

英語嫌い・英語苦手を予防するために、これからの小学校英語にどう向き合うか?

2020年の新学習指導要領に備えて、今年の4月から小学校英語が変わります!

いよいよ2020年から新しい学習指導要領による小学校英語が始まります。つまり小学3、4年生ではまず外国語活動を行って英語に親しみ,小学5、6年生では英語を正式な教科として勉強します。今年の4月から始まる2019年度はその移行期間として、新学習指導要領を必ず学習することになっています。どの程度まで新学習指導要領を教えるかについては、小学校の準備態勢に応じて決めることができるようですが、必ず学習する内容として、

小学3生及び4年生は、

・英語の音声やリズムなどに慣れ親しむ

・日本語との違いを知り,言葉のおもしろさや豊かさに気付く

・聞くこと及び話すこと、すなわちやり取り、発表などの言語活動の一部

小学5生及び6年生は、

・音声,活字体の大文字と小文字

・文及び文構造の一部

・読むこと及び書くことの言語活動の一部

となっています。

つまり2019年4月から小学校5年生または6年生になるお子様は、これまでに無かった「読み」「書き」の習得が小学校の英語で必須となります。

この「読み」「書き」の習得ですが、中学生が英語に落ちこぼれる原因の1つになっています。現在の中学生が苦しんでいる英語の読み書きの問題、すなわち英単語の問題を小学生に持っていかないように気をつけないといけません。そのためには「かしこい」学習法をお子様にしてもらうことが重要になります。

英語嫌い、英語苦手を予防するには?

お子様に英語は楽しいという意識を持ってもらうことが重要です。英語は大事な科目だから「とにかく暗記しなさい」「たくさん書いて覚えなさい」というような無理やり英語を押し付けるようなやり方はトップページでもお伝えしていますが、お子様をかえって英語嫌いに追いやってしまいます。

「楽しい」と思ってもらうためには?

楽しいと思ってもらうには、まずは「なんだ、簡単じゃん」と思ってもらうことが大切です。難しそうに見えるものは、食わず嫌い、という言葉もありますが、それだけで避けてしまったり嫌いになったりします。特に外国語である英語は、最初の取っ掛かりが一番大切です。将来の英語嫌い、英語苦手を防ぐためにの最も重要なポイントがアルファベットの学習です。

まずはアルファベットの発音を正確に、正しく身につけながら大文字を暗記します。必ず最後まで、すなわちAからZまで暗記しましょう。後半を覚えなかったばかりに「辞書」を引くことができず中学1年の初期から英語に落ちこぼれてしまったお子様がいました。このお子様は大学受験でも英語が足を引っ張り浪人してしまいました。最初のつまずきが6年間に及んだことになります。これからは、そのつまずきが小学生から始まることになります。ミラクルメソッド 英単語暗記大作戦では「ABCの歌」を使って覚えてもらうようになっています。すると簡単に、あっという間に覚えられます。

アルファベットの小文字はフォニックスと連動させて覚えるとお子様の英語にミラクルが起きる

小学生にオススメのアルファベット小文字の学習法は、ひらがなやカタカナを学ぶ時と同じような「書き順」と「発音(フォニックス)」を使った学習法です。この方法は、英語という異言語の文字を、日本のやり方に準じて教えていくやり方です。すると、お子様はあっという間にアルファベットの小文字を覚えるだけでなく、一部の英単語をスラスラと読んだり書いたりできるようになります。その様子はまるでミラクルです。

このミラクルメソッドが開発した独特のアルファベット・小文字の暗記法は、現在、専用ポスターとワークブックを、ミラクルメソッド 暗記大作戦を購入された方に無料でお配りしています。付随する音声教材は、このホームページの「音声教材の配信中」のページでダウンロードできます。もちろんスマホで聞くこともできます。

2019年4月からの新学習指導要領の授業で英語に落ちこぼれないために、小学4年生、5年生をお持ちの保護者の皆様、お子様にミラクルメソッド を試してみませんか?

英単語のスペルを覚えられない小学生が簡単に覚えられる暗記法

最近は中学校に上がる前の小学5年生あたりから英語を学ぶお子様も増えてきました。ところが何度英単語のつづり字を教えても、暗記できない小学生のお子様もいらっしゃいます。英単語のスペルを覚えられない小学生が簡単に覚えられる英単語のつづり字の暗記法をお教えします。

まずは、考えてみてください。

小学生はなぜ「ひらがな」をスラスラと覚えられるのでしょうか?

それは、ひらがなを「音読」しながら、「書き順」に従って文字を何度も書くからです。音と文字を同時に覚えるように小学校では1年生から指導します。

英単語も同じです。

文字や単語を音読をしながら、書き順に従って書く練習をすれば、ひらがなと同じようにアルファベット小文字を身につけることができ、一部の英単語をスラスラ暗記できるし、読んだり書いたりできるようになります。

この、「ひらがなの覚え方」と同じ方法を英単語暗記に取り入れた教材が、【ミラクル・ペンマンシップとはじめての英単語】です。小冊子とポスター3枚から構成されています。小学2年生からお使いいただけます。

この教材は、今ならミラクルメソッド 英単語暗記大作戦に無料で付いてきます!

アルファベットの小文字を「英語音」で発音しながら書き順にそって覚えていくフォニックス教材「ミラクルペンマンシップ」

この教材では、まずA3サイズのポスター「ミラクルペンマンシップ」を使います。このポスターは、アルファベットの小文字を「書き順」から暗記できるように並べてあります。

一緒に声に出して音読するための音源は、このホームページの[音声教材配信中]のページに行き「小学生低学年用教材―文字から単語へー」をクリックし、パスワードを入力すれば利用することができます。

まるで小学1年生がひらがなを覚える要領で、アルファベット小文字とその文字の音を身につけることができます。この「文字の音」を学ぶ学習法のことをシングル・レター・フォニックスと呼びます。

「はじめての英単語」ポスター

文字の音を、小文字の書き順を学びながら同時に身につけると、文字の音だけで構成される発音の英単語が書けるようになります。ちょうど、小学1年生のお子様が、ひらがなで書かれた日本語を読んだり書いたりできるようになるのと同じ理屈で、初めての英単語を身につけることができます。

小学校低学年用として私たちが選んだ英単語はアルファベットの数と同じ26単語です。小学生のお子様は、ポスター教材を見ながら音楽のメロディーに乗せてチャンツを聞いたり、一緒にチャンツを「発音」することもできます。こうやって文字の音と文字をしっかり結びつけたあと、ワークブックに「書いて」暗記することができます。このやり方で、小学2年生のお子様も、あっというまにアルファベット小文字と、26個の英単語を覚えることができます。

人間の脳に備わっている自然の力を利用する暗記法

それでは、なぜ、ミラクルメソッド のこれらの教材を使うと、ローマ字を習っていない低年齢のお子様でも、「英語」の読み書きができるようになるのでしょうか?

それは、人間の脳に備わっている自然の力を利用するからです。人間の脳には言葉と認識された「音声」に敏感に反応し、その「音声」を言語として取り入れようとする自然の力が備わっています。

この能力を、英単語暗記のために引き出すのが、私たちの開発した【ミラクル・ペンマンシップとはじめての英単語】教材セットなのです。

一度、アルファベットの文字の音(シングル・レター・フォニックス)を使って英単語を書けるようになったお子様は、単純な英単語であればどんどん暗記し書けるようになります。また、お店や看板に英語の文字を見たら、とにかく音読をしようと試みるお子様もいらっしゃいます。年齢が若いお子様ほどこうしたチャレンジ精神が旺盛です。お子様が英語を読もうとしたら、お母様もしっかり手助けをしてあげて欲しいと思います。親御様のお子様に対するそのような、何気ない小さな応援が、将来英語に強いお子様へと育てていく一つの秘訣なのです。

アルファベット文字と文字の持つ「音」を身につけたら「ミラクルメソッド 英単語暗記大作戦」

アルファベット文字とアルファベット文字の持つ「発音」を身につけたら、より複雑な英単語の暗記に移ります。ここからは、お子様に系統立ててきちんと「発音とつづり字」のルールを教えてあげる必要があります。いわゆるフォニックスのルールを学ぶわけです。フォニックスのルールを小学生のお子様でも分かるようにおもしろおかしく説明したのが「ミラクルメソッド 英単語暗記大作戦」

になります。この1冊を仕上げれば、日本語と英語の発音構造の違いを理解した上で、フォニックスのルールを身につけることができます。

その後はフォニックスに基づいて英単語を分類して覚える教材、「ミラクルメソッド英単語1200」を使えば、一気に英単語数を1200まで持っていくことも可能です。

小学2年生以上の小学生のお子様をお持ちの保護者の皆様、先ずはお子様にアルファベット小文字を日本語の「ひらがな」を覚える要領で、正しい発音と書き順を使ってお子様に身につけてもらい、簡単な英単語の読み書きの学習をスタートさせませんか?

2020年からの新しい学習指導要領での英語学習の大きな助けになること間違いなしです!

英語の強い子に育てるためには?

小学生のお子様に英語を習わせるのがブームになっています。理由は、少しでも英語の強い子に育ってほしいから、あるいは親御様が英語が苦手で苦しんだので、お子様にはそのような辛い思いをさせたくないから、などさまざまです。

ミラクルメソッド英単語1200のホームページに最近アップしたブログでは、英語が得意だったために大学進学で思わぬ展開をした男の子の話を書きました。

英語に強い子は受験に強い

この例に限らず、英語が得意だったこと、あるいは好きだったことが、進学や就職で有利に働いた例は枚挙にいとまがありません。

「子供に英語を得意になってもらうためにどのくらいお金がかかるのかしら?」

と心配されるお母様もおられます。確かに英会話のスクールは高額ですが、その効果のほどはどうなのでしょうか・・・? 英会話スクールは会話に専念するあまり重点を読み書きに置かないスクールもあります。文字につながず音(会話)だけで英語を学ぶやり方は、せっかく習った英語があまりお子様に定着しない(すぐ忘れてしまう)場合があります。

ミラクルメソッド編集部からのオススメは、中学校からは徹底して「文法」の学習に取り組めるように、英単語の読み書きの基礎的な学習を小学生の間に済ませておく、ということです。

文部科学省やベネッセの調査からも分かるように、中学生になって急激に英語が嫌いになったり苦手になったりする理由は、英単語、つまり文字の「読み書き」が学習に入ってくるからです。実は英単語学習は難しいものではありません。ミラクルメソッド英単語暗記大作戦を使えば、英語の読み書きを正しく、「楽しく」身につけることができます。

小学生の間に英単語の読み書きの基礎学習が済んでいれば、中学校からは英単語に手を取られることなしに、本当の意味で英語力が身につく学習に専念することができます。すなわち、ズバリ言いますが、中学校からはしっかりと「文法」を学んでほしいのです。

長文読解、英作文、スピーキングをきちんとできるようになるためには、相応の文法力が必要です。文法は、一つの事項を学んだら、その上に次の事柄を積み上げていく、そのような性質の学習となっていますから、中学校の最初から、各単元の文法を「取りこぼし」なく着実に身につけていく必要があります。中学校では、英単語暗記に時間や労力を使うのではなく、文法や例文の暗唱に力を使う、そのために小学生の間に英単語の「暗記法」を身につけておくのです。

ミラクルメソッドで英単語の読み書きを学べば公立中学校の文科省検定教科書が小学生でも読めるようになります。私たちは小学生の子供たちと中学校の教科書を使いながらゲームをしたり、ネイティブ講師と「英語あそび」の中で音読競争をしたりしたものです。

もし、お子様がミラクルメソッド英単語暗記大作戦で英単語が読めるようになったら、毎日5〜10分間で良いので、例えば、お母様がお夕食を準備されているときにお子様にそばに来てもらって英語の本を音読してもらいましょう。中学1年生レベルの内容の英語の本でCDなど音声教材がついていつものが理想的です。中学1年生の検定教科書でも構いません(CDは往々にして書店に売っています)。

最初は自分で英単語を拾って読んでみてはCDで正しく読めているかを確認しながら読み進みます。正しい発音で読めるようになったら、毎日、家事をしているお母様の横で短時間、音読をさせるのです。

音読学習の時に、音読している英文のもつ意味は、あまり気にする必要はありません。一部の分かりやすい英単語の意味や文章はお母様の方から教えてあげても良いかもしれませんが、お母様の説明を超えた内容に関しては説明なしで大丈夫です。なぜなら、この音読学習は英単語のつづり字と発音のルールを身につけるためのものだからです。英文の意味は中学校に入って文法を学んで初めてはっきりと分かるようになるので、中学校から文法に専念するためにも、小学生の間にこの作業を済ませておいたら、のちにその子の英語力を大きく伸ばすことができます。

高額な英会話スクールに通わせることも一つの方法ですが、音読学習を実践することで将来大きく花開く英語力を、安価にお子様に与えることもできます。また、経済的に余裕があれば、お子様を英会話スクールに通わせながら、同時に音読学習をすれば、英会話スクールの弱い部分を補うこともできます。

このように英語の強い子に育てるための一つのポイントは、小学生の間に英語の読み書きを習得させておくことです。すなわち、英語を母語としている国の子供たちなら誰でも知っている「発音とつづり字」を小学生のうちにマスターし、音読学習をスタートさせておく、これが後々子供たちに高い英語学力をもたらす一つの秘訣なのです。

お子様の英語、どこまで発音にこだわりますか?

お子様に英語を習わせる時、どこまで発音にこだわりますか?

英会話スクールを経営している友人の話によると発音にこだわるお母様が結構いらっしゃるそうです。ネイティブ講師は北米出身の方(アメリカ合衆国・カナダ)に限る、イギリスやオーストラリア出身は絶対ダメなどと主張されるのだそうです。

ここで、外国語を学ぶということの意味と意義を考えてみましょう。

私が大昔、通訳学校に通っていた頃、そこの先生がある日このような話をされました。先生のあるご友人が何十万円ものお金をかけて当時流行りだったチケット制の英会話スクールに通い、そこで身につけた成果を披露されたのだそうです。それは本当に見事な発音で、その日の朝、食べてきた食事について話されたそうです。

様々な国際会議の通訳に立ち、外国人ゲストのアテンド(「アテンド」は和製英語、意味:接待)をしてきた先生は、ご友人の素晴らしい発音を聞きながら、何十万円もかけて身につけた英語ではあるが、その日に食べた朝ごはんの話はできるが、それ以外の話はできない美しい流暢な英語に、一体どのくらいの価値があるのだろうかと思った、と言われました。

文化や政治の話もできず、自分の経験や考え、そして意見を英語でまとめてスピーチしたり、情報の交換をしたり、相手の立場や考えを理解するための会話ができないのであれば、どんなに美しい発音で英語が話せてもその努力はあまり意味がないのではないかと思います。

有価証券報告書虚偽記載罪で勾留中なので、タイミング的に大変恐縮ですが、日産自動車のカルロス・ゴーン元会長のスピーチを聞いたことがあります。彼の発音はイギリス英語でもなくアメリカ英語でもなく、英語の発音にうるさいお母様なら顔をしかめるような強い訛りのある英語なのですが、内容はとても面白く魅了されました。

カルロス・ゴーン(Wikipediaより転載)

美しい英語の発音で「朝ごはん」に何を食べたのかという話を聞きたいか、企業文化の全く違う日本と欧米の2つの会社を経営し、違いを「弱点」とせずむしろ「強み」に転換しながらアライアンスを作り上げ、世界をリードするグローバル企業に育て上げた考え方や方法をユーモアたっぷりの語り口で、しかし英語としては訛りが極端に強いスピーチを聞きたいのか、このブログを読んでおられる皆様は、どちらが聞きたいですか? お子様には、どちらの話を聞いて「内容を理解」できるようになってもらいたいですか?

結論を申しますと、l とr、sとth(zとth)、aとuなど、日本語にはない英語独特の発音の聞き分けとスピーキングをきちんと学習できるのであれば、それ以上の発音へのこだわりは必要ない思います。ましてや講師がアメリカ英語を話そうがイギリス英語を話そうが、英語の発音と「ローマ字読み(日本語の発音)」との違いをしっかりと教えていただけるのであれば、どちらでも構わないと思うのですが、いかがでしょうか?

それよりも、自分の意見が英語でしっかり言えたり、グローバルプレーヤーのユーモアたっぷりの、しかし目から鱗(うろこ)の刺激的なスピーチを聞いて楽しめるだけの英文法や語彙(英単語)を身につけることに努力を費やした方がはるかにお子様の将来にとって役に立つのではないでしょうか?

ミラクルメソッド英単語暗記大作戦は、基礎的な発音の知識をお子様に授けますが、それを土台にグローバルの舞台で使える英語力をしっかりと身につけて欲しいと思っています。

英単語は、すべての英語学習の始まりになります。アルファベットの読み方から正しく学ぶ必要があります。2020年からは、この基本を小学生の間に身につけることが必須になります。現在、小学校低学年・中学年のお子様をお持ちの保護者の皆様、ミラクルメソッド英単語暗記大作戦で、英単語の読み書きの基礎を今のうちに身につけておきましょう。

遊び感覚で、正しい基礎を身につけることができます。

中学受験の入試科目に英語を選ぶということ (中学受験で必要とされる英単語数について)

選択の余地はあるものの中学受験に英語を選ぶ生徒は多い

英語といえば、中学に入ってからアルファベットから習うというのがこれまでの常識でしたが、そのような常識はもうとっくの昔に崩れ去っているのかもしれません。

今や幼児教育でもっとも選ばれているのが英語であることを考えると小学校でも英語の授業が導入されているところもありますし、中学受験においては選択式ではあるものの、英語を選ぶお子様も多くなっています。

早くから英語を学ぶというのは、柔軟性に富んだ若い脳に英単語をインプットするにはもってこいだと言えます。

小学生で覚えた歌は、大人になっても忘れないのに、大人になってからはあれだけ何度も繰り返し聞いていたにもかかわらず、歌詞が思い出せないというのは、誰もが経験しているところです。

それを思えば、中学受験の際に英語を選択することで頭の中にインプットできる英単語の数や英文の数が飛躍的に多くなり、将来にわたり英語が得意になるというメリットも生まれそうです。

今や世界はぐんと身近になり、グローバルになってきていますので、その分だけ英語の学習も早めに始める方がお子様にとって有利になるかもしれません。

目安となる英単語の数は1100個あたりまで

英語の理解力を上げるには、当然のことながら英単語をたくさん知っていないといけません。

言い換えれば、英単語をたくさん知っていると、その分だけ理解が高まるということです。

英語の場合、単語で理解することもあれば、単語を組み合わせた熟語やフレーズで言葉の意味が変わってくることもありますが、まずは英単語をたくさん覚えることによって、英文への理解がスムーズになるという利点があります。

英単語だけでとらえた場合どうも意味がよくわからない、あるいは単語1つ1つは分かるんだけど、それがつながってイディオムや文章になったら言葉や表現としてしっくりこない場合、個々の英単語や英文には注目せず、その単語や英文が出てくる段落全体の内容がどうなっているだろうか、と考えるようになります。

そうなると、しっくり当てはまったということはよくありますので、そのためにもまずは知っている英単語数をある程度まで増やすことが重要になってきます。知っている単語数がもともと少なかったら段落全体の内容の把握どころか、知らない単語に「各駅停車」しながら読んでいくことになってしまいますから。

中学入試での英語の問題をざっと見たところ、受験する中学校にもよりますが、英検3級より少し簡単かな?という印象です。英検3級は、帰国子女ではない普通の小学生でも受験する子はたくさんいます。

英検3級で必要とされる英単語の数は2100個程度と言われていますが、中学入試のために、そんなにたくさん覚える必要はないように思います。現在の文部科学省の中学校学習指導要領では、3年間で「1,200語程度の語」とされていますが、その程度で良いのではないでしょうか?(2020年には大きく改正されます)。 それを中学受験までに頭の中にインプットできれば、その後の英語学習がより楽になるのは明らかです。弊社販売中のミラクルメソッド英単語1200を、暗記する英単語数を「1200語」としたのはその辺も考慮してのことです。

また、小学生の間から英単語に親しみ、英文もある程度読んだり書いたりできるようになっておけば、中学での英語の授業に対する理解も早く深くなることから、次に高校へ進学した際には、早くもTOEICなどでスコアを伸ばすことも可能になるでしょう。

最後に強調したいことは、中学受験に英語で挑戦すると、国語力と同時に英語力も伸ばすことができるので、人並み以上の英語学力や英語スキルを小学生の間に身につけられるということです。

このメリットは中学入試の「合否」とは関係ないのです。

たとえ進学校の中入試に不合格だったとしても、英語力は同学年の子供たちより、はるかに多く身に付いているため公立中学校に入学した後は、英語でトップクラスの学力を保つことも可能です。また、高校入試でこの英語力が役立つ可能性が十分にあります。

お子様の努力は決して無駄にはならないのです。

英単語がスラスラ覚えられる子と、覚えられない子の違い

なぜ英単語が覚えられないのか

中学に入ってから英単語がスラスラ覚えられたら、その後の英語学習が大いに助かります。

ところが、中学1年生を見ていますと、スラスラ覚えられる子となかなか覚えられない子に分かれてしまいます。これはとても不思議なことです。

「よーいドン」で一斉に習い始めた英単語のスペルですが、中学1年の初めての中間テストで、すでにテストに出ている英単語のスペルが書けないお子様が続出してしまいます。このお子様たちの差は、どこから来るのでしょうか?

まずはスラスラ覚えられる子や覚えるスピードが早い子の特徴として、単語を、そのお子様なりが工夫して作り上げた「イメージ」で覚える点が挙げられます。

例えば、カタカナ英語などをヒントにしてイメージをつかむ(自動車のフロント・ガラス→frontは「前」→ 熟語 in front of 「前に」と暗記につなげる)、ローマ字読みによって言葉のイメージを創作しつづり字を暗記する(change = ちゃん毛(毛は生え変わる) →変わる、変える)、単語を分解して暗記する(handkerchief:ハンカチはhand「手」+ker「カー」+chief「チーフ」に分解する)などです。

このように独自のイメージ法で単語を頭に焼き付け覚えてしまっているのです。

これに対して覚えられない子はその単語を無理やり頭から丸ごと覚えようとするので、英単語が長くなり、複雑化するほど覚えにくくなっていきます。

暗記できれば良いというものでもない

英単語を覚えるのが上手なお子様が行っているやり方として3つの例を挙げましたが、実際のところ真ん中のやり方は、「発音」を犠牲にした暗記方法なので、「リスニング」と「スピーキング」のスキルが身につきません。このやり方ははっきり言って良くないやり方です。絶対にオススメしません。

最初と最後のやり方の例は、英単語の発音(英語音声で読まれた音)を正しく身に付けさえすれば、英単語のつづり字を覚えるときにとても役に立つ方法です。

2020年を見据えた英単語の覚え方が重要

2020年から英語教育が変わっていく中で、これからのお子様の英語学習は、「リスニング」と「スピーキング」も同時に身につけなければ大学入試に役に立ちません。

そういう意味で、初めて英語を学ぶお子様こそ、正しい発音を身に付けながら英単語をイメージ化、可視化して覚える方法を身に付けて欲しいと思います。

【ミラクルメソッド 英単語暗記大作戦】では、英単語を「英語の発音」を使ってイメージ化し覚える方法を、小学生のお子様に分かりやすく教える教材です。

また、【ミラクルメソッド 英単語暗記大作戦】の最終章では、「語源」から英単語のイメージ化を行っていく方法も紹介しています。分かりやすい漫画で、小学生のお子様でも英単語のイメージ化や可視化を使った覚え方を身につけられるように教えています。

この教材は、「音声」を「英単語のつづり字」に結びつけながら、同時にイラストを使って英単語の意味もイメージとして伝えますので「リスニング」「スピーキング」のスキルも身につけることができます。

英語が苦手な人に共通する特徴について

英語が苦手な人に共通する特徴について

■英語が苦手な人には共通した特徴があった!?

同じ授業を受け、同じ偏差値の学校に通っていても英語が得意な人と苦手な人に分かれます。

学歴が高い人でもしゃべれない人がいる一方で、学歴や年齢を問わずペラペラという方も少なくありません。

この違いはどこから生じるのでしょうか?

パターン1:暗記するだけで使いこなせない

英語が苦手な人に共通するのが、単語やフレーズ、文法や例文などをとにかく叩(たた)き込もうと頑張(がんば)るものの、実際に使いこなせないパターンです。

暗記をしようとするばかりで、実際には使いこなせないというのが特徴で、インプットはするもののアウトプットが下手なタイプです。

頭の中に単体の単語やこま切れのフレーズや文法は入っていても、それが繋(つながらない、文章にならない、シーンによっては使えなくなってしまうため、いざ外国人などと対峙(たいじ)した時に役に立ちません。

パターン2:きちんと話せるようになったら使おうと思っている

使いこなせない理由の1つとして、使いこなせない以前に「使おうとしない」点も問題があります。

英語が苦手な人には意外に完璧主義や生真面目な人が多く、完全に文法や例文、会話のフレーズなどをマスターしてから使おうなどと思っています。

そのため、実践練習(じっせんれんしゅう)の機会がなかなか訪れず、中途半端な英語で英会話デビューしたくないというプライドが、かえって邪魔をして英語が苦手な人へと追い込んでしまっています。

これに対して英会話が得意な人は、単語を1つ2つ覚えた段階でも積極的に使ってみて、外国人に自ら話しかけていく度量(どりょう)や柔軟さがあります。

上手に話せなければ海外に住んでしまえばてっとり早いとか、話せなくても外国人の中に入れば話さざるを得なくなると言われますが、この環境を自ら阻(はば)んでいるのが英語の苦手な人の特徴です。

共通パターン:リスニングが苦手

これまでに述べてきたようにインプットばかりに目がいって、アウトプットの苦手な人こそ英語が得意になれない人の特徴ですが、あわせてリスニングが苦手であるのも特徴です。

相手の言っていることが聞き取れないので自信が持てず、会話にも繋(つな)がりません。

英語の苦手克服のためには積極的なアウトプットとリスニングの訓練が必要でしょう。

■お子様を、英語が苦手な大人にしないためにするべきこと

初めて英語を学ぶお子様にとっても、アウトプットとリスニングに重きを置いた学習が重要です。だから初めて英語を学ぶお子様も多い小学校英語の授業では、当然、アウトプット(英語を話すこと)とリスニングに重きを置いています。聞かせて、話させる、ということをメインに据え、ゲームを使ったり、歌と身体運動を組み合わせたプログラムを作ったりと、いろいろ工夫しながら授業を構成していきます。子供達もそういう授業は大好きで、英語が好き、と思うようになります。

実はこのアプローチ、気をつけないと大きな落とし穴があります。

子供達が英語嫌い、英語苦手人間になっていくのはこの段階ではないからです。こんな風に英語を一種の「遊びごと」のように提示している間は、子供達は英語のアウトプットに積極的に取り組む英語大好き人間なのですが、あることが始まると、子供達はまっしぐらにインプット人間になってしまうのです。

お子様を英語が苦手な大人にしないためには、この「あること」を知っておく必要があります

■文字学習、英単語学習がお子様をインプット人間にしてしまう

「あること」とは、2020年の次期学習指導要領でも実施が決められている小学5年生から始まる英語の読み書きの学習、すなわち文字と英単語学習です。

楽しいアウトプット型の英語学習に「文字」が入ってきた途端、1つでもたくさん覚えたい、1つでもつづり字間違えをしないで暗記したい、学校のテストでミスのない答案を書きたい、と、ここに完璧主義が芽生えてきます。

その完璧主義は案外、お子様のお父様、お母様からやってくるものかもしれませんが・・。

その結果、あれほど生き生きと受けていたアウトプット型の英語学習が、音のない、おもしろくない、単調な問題集学習へと変わってしまいます。そして暗記するだけで使いこなせない、あるいは、きちんと話せるようになったら使おうと考えるいつまでたっても英語の使えない、英語苦手人間へとなり変わっていくのです。

■リスニング教材、アウトプット型学習教材の両方の性質を兼ね備えたミラクル・メソッド英単語暗記大作戦

クイズ形式で音声を聞き取りながら、自分でもあとについて発音しながら、文字や英単語を学べる英語学習教材、それが【ミラクル・メソッド英単語暗記大作戦】です。

【ミラクル・メソッド英単語暗記大作戦】で学べば、リスニング学習を同時並行で行なっていることになります。また、自分の声で音声教材の後について発音すれば、アウトプット型の学習にもなります。

アルファベット文字を習うところから、自分の耳と口を使って学ぶことができるこの教材こそ、お子様が英語嫌い、英語苦手人間になっていくのを予防しながら、英語大好き人間へと育てていくことができるのです。

2020年から大きく改革される小学生の英語教育とそれに先駆けての準備(その1)

■2020年には小学校3年生から英語教育がスタート!

これまで義務教育課程における英語教育は中学校からでしたが、世界のグローバル化の中でグローバル人材の育成や必要性に迫られ、小学校から英語教育が義務化されることになりました。

具体的には2020年から小学校3年生より英語教育がスタートします。

なお、この英語教育改革に先駆ける形で、現在も小学校5年生で外国語活動と称する体験型学習が実施されていますが、この活動が小学校3年生からスタートするというわけです。

小学校3年生の授業では、アルファベットを書くことや動物の鳴き声などを英語で体験するといったもので、幼児英語教室のレッスンにも似たスタイルが想定されます。

この段階ではあくまでも体験学習としての位置づけで、教科とはならないため、通知表などで成績がつくことは予定されていません。

英語が苦手に感じる中学生などが多い中、英語教育を早期に体験型学習から導入することで、英語は楽しい、面白いと感じて学習に積極的に取り組むようにするというのが狙いです。

2020年からは小学校3年生と4年生において年間35コマの英語活動が義務化しますが、それまでの準備期間として2018年から既に年間15コマの活動が始まっています。

■小学校5年生からは成績がつく

小学校5・6年生になると2020年からは教科としての英語がスタートし、テストなども実施され、通知表にも成績がつくことになります。

年間70コマの英語の授業が義務化するため、週に3回ほどの授業が時間割に入ってくるかもしれません。

2020年に向けての指導要領によれば、小学校卒業時点で600語から700語程を習得することを目標に掲げています。

現在は中学校で学習している内容を小学校の高学年のうちに学んでしまうという早期学習がコンセプトと言えるでしょう。

ここで注意して欲しいことは、これまでは中学1年で学んでいた英単語学習(英語の読み書きの学習)が、小学5年生に繰り下がるということです。

すると、現在の中学1年生が陥っている「英語」と「ローマ字」の混乱が、小学5年生から起こってくる、つまり「英語」と「ローマ字」の混乱の低年齢化が起きるというわけです。

同時に、英単語の読み書き、そして英単語暗記の段階でつまずくお子様が出ると思います。そういう小学生たちはどうなるのでしょうか? 現在の中学生が陥っている悲惨な落とし穴、「英語苦手」「英語嫌い」へとまっしぐらに落ちて行くかもしれません。

小学校の授業は、言うまでもなく集団授業です。できる子もいればできない子もいます。でも、できない子がたくさんいるのに英語の授業だけがさっさと進んで行ったら・・・? 今の中学生以上の人数の「英語嫌い」の小学生が生まれてしまう可能性があります。

英単語、単語の暗記、そして読み書きには、「学び方」があります。その学び方さえ前もって身につけておけば、小学校の必須科目の英語に困ることはないのです。

現在の小学校高学年向けの準備措置として、2018年度から年間50コマの授業を導入して、英語の簡単な読み書きや会話を学ぶ授業がすでにスタートしています。

あなたのお子様は大丈夫ですか?

 

英単語のスペルを覚えられない小学生が簡単に覚えられる暗記方法

英単語のスペルを覚えられない小学生が簡単に覚えられる暗記方法をお教えします。

まずは、考えてください。小学生はなぜ「漢字」をスラスラと覚えられるのでしょうか?

それは、漢字を音読しながら、書き順に従って文字を何度も書くからです。音と文字を同時に覚えるように小学校で指導します。

英単語も同じです。

文字や単語を音読をしながら、書き順に従って書けば、漢字と同じように英単語をスラスラ暗記もできるし、読んだり書いたりできるようになります。

この、漢字の覚え方と同じ方法を英単語暗記に取り入れた教材が、

【ミラクル・ペンマンシップとはじめての英単語】です。小冊子とポスター3枚から構成されています。小学2年生からお使いいただけます。

(この教材は、今なら【ミラクルメソッド 英単語暗記大作戦】に無料で付いてきます!)

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それでは、なぜ、ミラクルメソッド のこれらの教材を使うと、ローマ字を習っていない低年齢のお子様でも、「英語」の読み書きができるようになるのでしょうか?

それは、人間の脳に備わっている自然の力を利用するからです。人間の脳には言葉と認識された「音声」に敏感に反応し、その「音声」を言語として取り入れようとする自然の力が備わっています。

この能力を、英単語暗記のために引き出すのが、ミラクルメソッドの教材です。

音声の刺激が、大脳の言語中枢に届き、それが英語の文字や英単語と結びつく。そのようにして「読み書き」の能力がお子様についていきます。すると、文字を目で見ただけで、その文字の持つ「音声」(発音)が頭に響くようになる。

ミラクルメソッド 英単語暗記大作戦を学習すれば、つまり生まれて初めて取り組む英単語の最初の500語をミラクルメソッド 英単語暗記大作戦で身につければ、それ以後に出てきた英単語を自然に暗記できるようになります。

さらに英単語暗記がある程度の数量に達したら、「読み書き」ができるようになります。

「読み書き」ができるようになれば、音読学習がスタートできます。

音読学習こそ、英語を、英会話を、あるいは英単語を身につける一番の方法なのです。